ロウきゅーぶ!を完読した感想・・・

   


本のレビューについて

ブログを初めて、本のレビューを行う事は前々から決めていましたが、読み途中の本がこの「ロウきゅーぶ!」だったので、果たしておっさんの本の初レビューがラノベでいいのか?という葛藤がありましたが、まぁ、いいかと。過去に読んだ本の感想を書いてもOKなのですが、やはり読後すぐの感想と、しばらく時間が経過してからの感想ではまったく鮮度が違うと思いますので、このまま書いちゃおうと思います。

ロウきゅーぶ!って知ってます?

『ロウきゅーぶ!』(RO-KYU-BU!)は、蒼山サグによる日本のライトノベル作品。イラストはてぃんくるが担当している。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より2009年2月から2015年7月まで全15巻が刊行された。『電撃G’sコミック』、『電撃G’s Festival! COMIC』にて漫画版が連載中(記事執筆時時点)。2011年4月にドラマCDが発売され、同年7月から9月までテレビアニメ版が放送された。また、テレビアニメ第2期『ロウきゅーぶ!SS』が2013年7月から9月まで放送された。(wikipedia:ロウきゅーぶ!より)

とまぁ、アニメ化もされたラノベなのですが、テーマはバスケットです。

中学の弱小チームを県準優勝まで押し上げた実力があるが、それは個の力に頼るものではなく、戦略を立てチームが一丸となり相手に勝つというスタイルを持つ主人公の高校1年生を中心に書かれている物語。

そんな主人公が高校進学に際し、すぐにバスケ部主将のロリコン疑惑により部活動が休部になってしまう。

失意の中、小学校で教師を務める叔母の縁で1年間女子小学生ミニバスケットボールチームのコーチの話が舞い込んで来る。当初は難色を示すものの、ひたむきにバスケットに向かい合う小学生の姿に感化され、以降積極的にコーチ業に励むようになり、練習・合宿・遊び・試合などの数々の事件(笑)を通じ共に成長していく様子を綴った内容になっています。

改めて書いていても、ある面王道の様な内容ですね。ちなみに、私はアニメから入った人間で、この度ラノベが完結したとのことで、それじゃー一発読んでみましょうかと、食指を伸ばした次第です。

読後の感想、ネタバレなし!

読後の感想としては、すごく面白かった!上記にてお察しの通りの描写や挿絵など、いわゆる萌え要素が押し押しの部分も多かったけれども(ある面ラノベなので当り前ですが)、いざバスケットの試合の場面ともなると、これまでの萌え要素がまったくなく、個人的にはスラムダンクのミニバスの様な印象でした。また、自分がバスケットボール経験者という事もありますが、試合描写の内容が分かりやすい。ただ、バスケ経験者でないと分からない内容か?という点についてもその様な事はなく、読み物として非常に楽しめる内容でした。

また、物語が進むに連れて子供たちが成長してくるのですが、この成長の様子も無理のない(スーパーサイヤ人4になる様な)範囲であったことも非常に良く、「メンタル面やフィジカル面で以前できなかった事が、物語中での出来事や練習を経て出来るようになる」という事が試合の要所要所でうまく盛り込まれており、まるで自分がコーチになった様な感覚にさせてくれる内容でした。

併せて、小学生たちが高校生のコーチに淡い恋心を持つのですが、主人公の幼馴染との恋のバトルもこの物語全般を通じての見せ場になっており、幼馴染が主人公に対し「こいつは小学生が好きなのか?ロリコンなのか??」という疑惑に右往左往したりと、飽きない内容になっています(実際主人公は最上級の朴念仁であり、まったくその気は無い!まさに王道(笑))。ただし、いわゆる愛憎劇には決してならず、双方バスケを通じて清い関係の中で物語が進んでいく点も安心して読んでいく事ができました。

少し話が逸れますが、新聞の中で日経新聞が好きなんです。理由としては1面が経済に関する話題が乗るから。言い換えれば、殺人などテンションが下がる記事が来ないからです(テンションの下がる内容の経済記事もありますが、経済関連の出来事=人の死という形にはなり辛いのがポイントです)。ロウきゅーぶ!についても、少し視点は違いますがこれと同じ様な感じがあり、感情の行き違いやプライドが高いが故の行動として、他人を嫌な気持ちにさせる描写はあるにせよ、こちらもバスケットを通じて最後の最後には良好な関係を築くのがGOOD。要は、安心して見ていられるって事ですな!人を精神的に傷つけて、最後の最後まで良好な関係を築けない大人の現実とは大違いだよ!・・・疲れているのかなぁ(笑)

まとめ

私は通勤時間が長いので、1冊1日ペースで読み続け一気に完読しました。物語としても、1年という時間の中で物語が終わりますし、読みやすいのではないでしょうか。スポコンバスケのみを求める方にはつらいと思いますが、ラノベとしての要素+本格的な想像しやすい描写でのバスケットの物語としては、良作と思いました。

ただし!電車の中など、公共の場所で読む場合は十分に注意しましょう。挿絵だけ見られるとあらぬ誤解を受けることになりますよ(笑)。私は愛用のブックカバーをうまく活用しましたが、時々読むのを諦めた事がありましたよっと。万全を期すなら断然Kindleですね。良い時代になったものだ。。。


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