【ブックレビュー】掟上今日子の家計簿(西尾維新)

      2016/10/02


忘却探偵シリーズです

みなさんこんにちは。

忘却探偵シリーズの最新刊にやっとたどり着いたのでそのレビューです。

今回は、4つの短編で構成された内容でした。

で、いきなり感想です。

第一話 掟上今日子の誰がために

クローズドサークルでの、殺人事件が舞台です。

うーん。

トリック、動機ともに「はぁ。」って感じでものすごく置いて行かれた感がありました。

それ位しか言う事無いんです。

第二話 掟上今日子の叙述トリック

叙述トリックについて、今日子さんが長々と14パターン説明する所が、長くて長くて読んでて正直辛かった。

んで、それが何か本編に大きく影響したかと言うと正直そこまででも無く・・・

まぁ、叙述トリックを説明して下さいという物語の流れだったので仕方ないのかもしれませんが。

■叙述トリック

推理小説において、文章表現を用いて読者にミスリードを誘う事。大人だと思っていたら子供だった。男だと思ってたら女だった。昼と思っていたら夜だった。など。

また、被害者のダイニングメッセージも、「はぁ。」という感じで特に何も感じる事がありませんでした。

第三話 掟上今日子の心理実験

ここまでの流れの中で、今回の全体の感想は書かなくても・・・という状況ですが(苦笑)、この「掟上今日子の家計簿」内で、一番面白かった話。

まさに第二話で説明した叙述トリックが使われての話で、最後に全てが明らかになった時点で「なるほど!」と思いました。

尚、第二話が面白く無くても第三話の布石として機能したのであれば・・・・でも、たとえ布石にしたかったとしても、もっとやりようがあったのではと思うくらい、第二話は読んでいて辛かったです。

第四話 掟上今日子の筆跡鑑定

第二話・第三話は、スマートフォンが重要なキーアイテムになりますが、第四話は第二話よりは面白いです。

それ位しか言う事が無いんです。

まとめ

はい。いきなり今回のまとめです。

西尾維新さんは筆が早いという事、そして、シリーズ化されたものは初期のものは面白いという事を以前書きましたが、うん。今回はその動向が顕著に出る作品でした。正直全然面白くない。

西尾維新さんの作品は何シリーズしか読んでますが、正直、推理小説は辛い気がします。

そう考えますと、巨匠とされている推理小説家の先生の作品は非常に面白いので改めてそのすごさを認識してしまいました。

あまり内容の無い記事で大変申し訳ないのですが、本日はこれで終了です。

 

追記:

推理小説では無いですが、西尾維新さんの作品の中でこれは他の作品と違う作風でビックリしつつ「こういう結論で行くか!」と良い意味で印象に残ったものがこちら。

これはもしご興味あれば読んでみて下さい。

悪いがこの本に粗筋なんてない。これは小説ではないからだ。だから起承転結やサプライズ、気の利いた落ちを求められても、きっとその期待には応えられない。これは昔の話であり、過去の話であり、終わった話だ。記憶もあやふやな10年前の話であり、どんな未来にも繋がっていない。いずれにしても娯楽としてはお勧めできないわけだが、ただしそれでも、ひとつだけ言えることがある。僕はこの本を書くのに、10年かかった。

amazonの内容紹介より

この紹介文にある通りの内容。

西尾維新さん、筆遅くていいのでこういう作品のみ出してくれないかな。これも前に書きましたね。

出版社の力なのか、編集がポンコツなのか、本人の意向なのか・・・


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