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狩猟免許の知識試験、満点獲得した!勉強方法まとめ(これだけやれば落ちないだろう)


1.狩猟免許試験の知識試験対策の結論(技能試験を除く)

唐突ですが、以下の通りやれば確実に受かると思います(逆に簡単すぎて拍子抜けする可能性も大)。
なお、地域によって難易度が異なるという話と、私は第一種銃猟で取得したので、その他の免許の方は受験するテストに置き換えて読んでください。

尚、申請する地域によって各種テキストが入手できるタイミングが異なるようです。
ちなみに群馬県は、狩猟免許受験の申請書類を各環境森林事務所又は森林事務所に提出した時に、教科書の『狩猟読本』が貰え、猟友会主催の『事前講習会』で『狩猟免許試験例題集』が貰えました(申請料以外は無料)。

1.1.具体的な勉強方法(これで全部)

  • 狩猟免許申請時にもらった『狩猟読本』を流しでいいので1回読む。自分が申請した免許以外の部分は飛ばしてOK
  • 猟友会主催の事前講習会に必ず出席する(狩猟免許試験例題集をゲットするため。本当の目的は技能試験対策)
  • 狩猟免許試験例題集を1回通してやる(注)。自分が申請した免許以外の部分は飛ばしてOK
  • 狩猟可能な鳥獣を覚える(試験に出るものだけ)
  • 狩猟免許試験例題集2回目をやる(注)。自分が申請した免許以外の部分は飛ばしてOK
  • 狩猟可能な鳥獣を覚える(試験に出るものだけ。仕上げ)
    (注)自信のない問題は回答せずに問題の横に鉛筆でチェックだけする。間違えた問題にもチェックをつける。そして解説を熟読する。通してやった後にチェックをつけた問題のみもう一度やり、正解したら消しゴムでチェックを消す。

以上です。正直、ここまでやらなくても受かると思いますが『ここまでやれば確実に受かる』というレベルまで仕上げるための勉強になります。

なお、狩猟可能な鳥獣のみ覚えるのは、あくまでも試験対策としてだけのテクニックなので、合格後に狩猟読本に載っている狩猟できない鳥獣は必ず覚えてください。

 

2.学習内容の具体的な中身

やることは全て書いてしまったので、時間の無い方は今すぐPC、又はスマホの画面を閉じて机に向かってください。
今が試験の前日でも大丈夫です。(知識試験は)必ず合格できます。
以下、それぞれのトピックの具体的な内容について触れてきますね。

 

2.1.狩猟免許申請時にもらった『狩猟読本』を流しでいいので読む

狩猟免許の知識試験の合格への近道は、関連する個別の知識をいかに効率的に紐づけて記憶するか。にあります。

これには反復学習が必須なので、「問題集だけやればOK」と言う人もいるかもしれません。

ただ、個人的にこれには反対で、最初に『狩猟読本』を流し読みで良いので一読することをお勧めします。その理由は以下の3つ。

  • 単語、この分野の言い回しといった、独特の表現に慣れるため
  • 教科書の狩猟読本のどのあたりにどんなことが書いてあったかをざっくりと覚えるため
  • 1回目の問題集を解く際の正答率を少し上げることができるため

日頃、狩猟関連の物事に触れている人はこの限りじゃないと思いますが、私のように初めてこの分野に関わるという人は、まずは狩猟に関する知識をインプットする箱を狩猟読本を一読することで構築し、そこに問題集で具体的な試験対策の知識をインプットするという方が効率よく学習できます。

文章ばかりでちょっと・・・。という方は、漫画や絵、そして解説も充実している本から入るものすごくいい!ですが、一部、狩猟可能な鳥獣が改正によって異なっている点には注意してください。

ちなみに、一読すると言っても、狩猟読本の後ろのほうにある鳥獣の捌き方や料理のところは読まなくて大丈夫です。
楽しいかもしれませんが、受からなければそんな知識は不要なので受かってからじっくり読んでください。

また、面倒でも法律の部分も読みましょう。試験に出ますので、我慢です。

2.2.猟友会主催の事前講習会に必ず出席する(問題集をゲットするため)

狩猟免許の試験日の1週間くらい前に、猟友会主催の事前講習会が開催されます。内容は地域によって様々かと思いますが、ここでも知識試験の対策として試験のポイントが説明されますので、反復練習の一環として活用します。

ちなみに、この講習前に狩猟読本の一読が終わっていることが理想です。理由は簡単。おそらく、事前講習会の狩猟読本のポイント説明は、めちゃくちゃ早いスピードで説明されます(マーカーを引かせる)。なので、1回読んでいれば、その土壌に要点を染み込ませることができるから。

ただ、個人的にはこの『マーカーを引く』という勉強法が大嫌いです。マーカーを引くのは良いのですが、ダラダラとたくさん引くと、教科書が蛍光色になってしまい見辛い。

また、マーカーを引いて勉強した気になってしまうので良いことはゼロだと思ってます。マーカーを引くにしても要点の部分だけにするか、講習の先生がここにマーカーを弾きなさいって言ってたよ。という印をつけるくらいで十分だと思います。

知識試験対策という面では、事前講習に参加する目的は『狩猟免許試験例題集』をゲットするため
これは必ずゲットしてください。

ちなみに地域によって『事前講習への参加』『狩猟免許試験例題集の入手』『狩猟読本の入手』は、有料/無料の差があるようです。
群馬県は、狩猟免許の試験申請手数料を除き、全て無料でした。この差は何で生まれているのか・・・。

なお、事前講習会の参加にあたり、一番重要なことは、銃の取り扱いに関する技能試験の対策です。

これ、受講しないと絶対に合格しないと思いますし、ぶっちゃけ知識試験よりも遥かに注意点も多いので、事前講習は銃の取り扱いを学ぶ場として絶対参加が必須になります。

 

2.3.狩猟免許試験例題集を1回通してやる。自分が申請した免許以外の部分は飛ばしてOK

無事に問題集をゲットしたら、まずは1回通してやってみてください。

ここで注意する点は、わからない問題は勘で答えないこと。

ア〜ウの3択なので、勘でも1/3の確率で正解してしまいますし、明らかに違うことがわかる選択肢があれば、さらに正解率は高まります。
この1回目で重要なことは、自分が分かっている(理解している)問題と、分からない(理解していない)問題を選別することです。

なので、わからない問題は、問題文を選択しを読んだ段階で、鉛筆で問題の横にチェックをつけて、解答を読む(要点にマーカーを引いてOK)。
間違えた問題も同様に鉛筆でチェックをつけて、解答を読みましょう。

ここで、解答を読んでもイマイチピンとこない問題は『狩猟読本』を読むか『Google先生に聞く』のも理解を助けてくれるかもしれません。

最後まで通して終わったら、チェックがついた問題のみもう一度やり、正解したらチェックを消しゴムで消してください。時間も無いので、チェックがなくなるまでやり直す必要は無いと思います。
なお、時間が無くて例題集の2回目をやる暇が無い人は、完全にチェックがなくなるまでやるのをオススメします。

 

番外編:ちょっとした暗記テクニック

手こずった点を思い出すと、動物の大きさやサイズ、足形、習性でしょうか。ただ、知識試験に合格するという点に特化すれば、簡単なゴロ合わせて覚えていたりしました。

例えば、海ガモ4種は『クロ・スズ・ホシ・キン』という頭文字から『黒い鈴と、金の星』でもう完璧です。

ちなみに、当日の試験には幸いに?一切出なかったのですが、銃弾の友好射程距離と最大到達距離。この問題が例題集には腐るほど出てきます。

一つ一つ正確に覚えることは諦めて、グループで覚えると意外にすんなりいけます(3号~9号までの散弾は、十の位の8が無いだけなのでめちゃくちゃ覚えやす)。

 

2.4.狩猟可能な鳥獣を覚える(試験に出るものだけ)

厳密には知識試験ではないのですが、狩猟免許の試験の中で、狩猟鳥獣(獲ってもよい)か、非狩猟鳥獣(獲ってはいけない)かを判別する試験があります(これも地域によって、口頭で答える場合と、プロジェクターに投影された絵をみて、非狩猟鳥獣の場合は『×』、狩猟鳥獣の場合は『⚪︎とその鳥獣の名前』を記述するケースがあるようです。群馬県は後者)。

事前の講習やネットにも情報が落ちてますが、ここで聞かれるのは、狩猟鳥獣9種と非狩猟鳥獣7種の16種類しか聞かれません。なので、試験対策としては、まずは狩猟鳥獣を9種を名前込みで完璧に覚える。これだけで受かります(非狩猟鳥獣は、それ以外であり、名前を答える必要はないため)。

「9種覚えるの大変じゃん!」と言われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。

キツネやスズメなど、誰でも知っている鳥獣が含まれているので10分もあれば全て覚えられます。都会に住んでて、名前的に馴染みが無い鳥獣は『ヒヨドリ』と『タシギ』『オナガガモ』くらいじゃないでしょうか。

オナガガモは、もうそのまま尾が長いので判別は楽。タシギは、ワンピースの敵の女性海軍と同じ名前だと思えば愛着が生まれすぐに覚える。あとは、気合いで『ヒヨドリ』を覚えればコンプリートです。

『コジュケイ』という全く馴染みのない鳥も出てきますが、死ぬほど例題集で名前が出てくるので、これは自然と覚えますのでご安心を!

 

2.5.あとは、例題集2回目と、狩猟可能鳥獣の暗記(仕上げ)をやるだけ

試験対策は以上となります。この勉強法で私は知識試験満点(30点)を獲得しました。

恐らく私の他にも満点者は何人もいたと思います。試験時間は90分ですが、途中退出が認められる20分の時点で私を含めて多くの人が席を立ってましたし、張り出された合格者の人数を見ても、ほとんどの方が合格していたので。

3.まとめ

試験は知識試験の後に行われる技能試験も併せれば1日がかりで行われます。再受験はお金も時間もかかるので、1発合格したいところ。

知識試験対策はここに記載した方法で十分なので、空いた時間は、必ず技能試験のトレーニングをしてください。技能試験で落ちる人の方が確実に多い・・・。

あと、先ほど書きましたが『狩猟の教科書』『銃猟の教科書』を購入するの、おススメです。

絵や写真の方が確実に分かりやすいということもありますが、読み物として単純に面白く、教科書で説明が少ないところや実務的なこともたくさん書いてあるので。

試験対策頑張ってください!応援しています。!!


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