青コリと岩
珪藻でも藍藻でも、ましてや黒ひげゴケでも無い・・・底面濾過なので水流がほぼ無く、そこに比較的強い光を当てているがゆえのコケですね。
コケについて
どこで読んだのか聞いたのか忘れましたが(すみません)、「コケ=悪」では無い場合も多いと。コケの発生は、例えば水が富栄養の状況にある場合や照明の照射時間が長いなど、水槽の状態を知る一つのバロメーターとして非常に分かりやすく「発生原因の考察 ⇒ 対策の実施」というプロセスが講じやすいですね。
ただ、コケがあっても良い環境ってありますかね?ありますね。それは、魚が住みやすい環境に生えるコケです。
アピストに代表される低PHの環境を好む魚は、育成難易度が高い種類ともいわれ、長期間維持し水が出来上がっている水槽が必須。その出来上がっている水槽にコケがかなり生えている事はザラです。
ただ、その環境が魚にとって住みやすい環境であるとすれば、無理にコケを除去して環境を壊すことは決して好ましいとは言えません。
水槽に対し何を求めるのか、要は景観を維持するのか、魚にとって住みやすい(繁殖しやすい)環境を構築するのか、その目的によって、コケとの向き合い方が変わってくるかもしれませんね。
ちなみに、上の写真。若干ブラックウォーターになっているのは、まだ流木からアクが抜け切れていないことが大きな理由ですが、岩に生しているコケはどうでしょうか。
私的には経年が感じられてOKですが、当然NGの方もいると思います。磨く事も出来ますが、そこまで手をかける時間がありません。よって、私は見た目の観点からも手間暇の観点からも、この状態をOKとしています。むしろ結構好き。
これは人それぞれでいいと思います。だって趣味の世界ですから。別に変な臭いがするとか、魚がどんどん死んでしまうとか、そういう環境ではないので。
2021年01月追記:
このコケも、結局水槽が安定すると消えるんだよなぁ。不思議。。。