【アクアリウム】AJ(アクアジャーナル)7月号の詫び草ウォールがめっちゃ気になる!
2021/01/17
試作品の詫び草ウォールが気になる・・・
今月号のAJ(アクアジャーナル)に、詫び草ウォールなるものが掲載されています。
詫び草
特性の土台(ベース)に複数の水草を繁茂させたADAのレイアウト製品。置くだけでレイアウトになる優れもの。水槽の中で楽しむ他、水上でも楽しむ事も出来る優れもの。子供の自由研究にぴったり(笑)
見た目のお値段が少し高いものの、繁茂している水草の量を考えると非常にお得な優れもの。
優れもの、3回言いました。
これまで詫び草用の水槽は階段状になっていて、一番下の貯水層から最上部の段に水を吸い上げて水を循環する形でしたが、新しい詫び草ウォールは貯水層から水を上の段に吸い上げる構造は変わらないものの、既存の水槽に設置できるタイプみたい。これ、90cm水槽に設置できるような絶対に買う!
またもう一つの特性として、これまでは単に詫び草を置くだけの構造でしたが、今回は「ウォール」の名の通り、スポンジのベースに各種水草を活着させた物を置くスタイルの様です(それはもう既存の詫び草ではない)。よって、このスポンジ状のベースの位置を入れ替えてレイアウト変更ができるという事。
これ、ヤマザキカズラ、ブセ、ボルビティス、アヌビアスなど、それぞれベースになる水草を分けておけばレイアウト変更し放題!水草の水上葉をこれでもかと堪能できますね!
試作品のため、詳しい構造や仕様等々が掲載されていませんでしたが、今後の続報がかなり期待できる内容でした。
気になる方はぜひ紙面でチェックしてみて下さいね。
水草の「水中葉」と「水上葉」について
AJの紹介だけだと(私が)物足りないので、上記に記載した水上葉とその反対の水中葉について、私見も交えて書きます。興味ない方は飛ばしてください。
こんなに違う!水中葉と水上葉
水草をやっている方にとっては当たり前かもしれませんが、水草の中には水中で展開する葉と、水上で展開する葉の形が全く異なるものが多いです。
【参考:ハイグロフィラピンナティフィダの水上葉】
私はピンナティフィダであれば、水中葉が断然好きです!
そんな事もあり、水草を購入する際は以下を注意して下さい。
水草購入時の注意点
1.掲載されているイメージ写真は、水中葉なのか水上葉なのか
2.実際に届くものは水中葉なのか水上葉なのか
こんな感じですね(無論、エビ水槽には無農薬!とか、育成難易度とかの注意点は他にあります)。
写真で見たイメージを自分の水槽レイアウトに合うと判断して購入したものの、実は写真は水上葉でした。とか、その逆とか。。。結構ダメージがでかいです。十分注意して下さいね。
ただし、間違って購入してしまっても大丈夫。水上葉は、水中沈めれば水中葉を展開しますし、その逆も然りです。
尚、水上葉を水中に沈めると高確率で水上葉が溶けますのので、あらかじめ水上葉をカットしてしまっても良いと思います。尚、当然水中葉を展開するまでは見た目がかなりザンネンな状態なのは覚悟して下さい。そう言った意味でも、購入時点で気を付けたいところです。
補足・・・
>そう言った意味でも、購入時点で気を付けたい
と言いましたが、ぶっちゃけちゃいますと水中葉が展開している水草を購入しても、自分の水槽に栽培すると結構溶けるんですよね(笑)あるある!という方は多いはず・・・
クリプト系もそうですが、私が大好きなピンナティフィダも結構葉が溶けます。
要は、上記がボロボロになる訳だから最初はかなり焦りました。。。
ただ、これってお店と自分の水槽の環境が違う事に由来していて、新しい環境になじむため。
意訳すれば、新しい環境に適した根を展開するために、そちらに全精力を注ぐからという理由です。結果、葉の方にかまっていられず、葉が溶けるんでしょうね。
ピンナティフィダに限らず、クリプト系やその他もろもろの水草、その他、それこそ先日自分のミスにより枯らしてしまったアグラオネマ等についても、多少葉が落ちたくらいではダメにならない事が多いです。
「あれ?溶けた??」と思っていたのに忘れていると生えた!という経験をお持ちの方は多いはず。水草の生命力に感心する事も多々。そんなところもこの趣味の魅力の一つですね。
最後に・・・
締めくくりとして「水中葉」「水上葉」なんと読むのか・・・
正式はどうも「~よう」が正しいそうです。ただし、私は「~ば」と言ってしまう事が多いですね。
またどうでもいい話ですが、この趣味を始めたばかりの頃、同一水槽で種類の違う魚を同居させて良いのか?という質問をする時に、「AとBを混泳(こんえい)しても大丈夫ですか?」と聞くべきところを「AとBを混浴しても大丈夫ですか?」と聞くことが結構ありました。
スルーしてくれる人もいれば、「混浴って言うと、仲好さそうですね」と気の利いた返しをしてくれる人もいました。
えぇ。恥ずかしくて死にそうなっているおっさんがそこにいました。んな気遣いいらん!
話が逸れたところで本日は以上です。