エロモナス感染症とポップアイ
みなさんこんにちは。
本日は明るい話題でないのですが、魚に餌を与える中でよくよく観察していると、赤いベタ(メス)の片目が異様に飛び出してしまっている、いわゆる「ポップアイ」という病気にかかっていました。
ポップアイは、エロモナス感染症に感染した熱帯魚の症状の一つですが、エロモナス菌はもともと熱帯魚に常在している細菌で、熱帯魚が弱ったり、水質悪化等がトリガーとなり症状を発生させる病気です。
ポップアイ感染したベタの写真は、苦手な方もいらっしゃると思いますので割愛しますが、明らかに目が飛び出ているのですぐに分かります。
Googleの画像検索してエロモナス感染症にかかった魚の状態を確認しておいて損は無いと思います。
ポップアイ以外の症状もあります
以前、アピストを飼育していたときもエロモナス感染症を発病し、松かさ病(ウロコが逆立つ)の症状が見られました。
当時は大変申し訳なかったのですが、その症状が何かの判断がつかず、また病気であると判明した後も、薬浴の準備が無く完全に初動が遅れました。
結果、薬を取り寄せて治療を行うものの1週間位で死んでしまいました。
ですので、今回は大急ぎでベタを隔離し、薬浴を開始。
薬浴用の薬品はニチドウのニューグリーンFを使用しました。そして忘れずに90cm水槽も多めに換水。
バケツに適量を入れて、温度計も入れて隔離。
後程エアレーションも追加。
画面では少し見辛いですが、真ん中あたりにいるのがポップアイになったベタです。
エサを食べる元気もあり(病気の時は場合によります。水質悪化は避けるため食べ残しは必ず回収してください)、目立った衰弱は無く、今の所大丈夫そうに見えます。
まだまだ安心は出来ないのですが、しばらく治療を続けたいと思います。
2021年01月追記
記事ではニューグリーンFを使っていますが、万能薬ではないと思います。
また、使用する場合は必ず分量を守って使用してください。ある面この点は経験となります。
ブログの内容はあくまでも私の経験を書いているため、この内容を実施した際に起こった責任を取ることはできません。
あくまでも参考としてご覧いただければ幸いです。
原因考察とまとめ。常備薬としての準備が一番大切
はっきり言って、分からないです。
換水も週1でやっていましたし、餌も食べてた。
また、ポップアイの発病の時期は分かりませんが、前日までは目につく変わった様子も無く、他の魚たちにも症状が見られない事から蔓延は避けられたようです(ただ、安心は出来ないので、今週は換水の頻度を増やそうと思っています)。
常々言われている事ですが、毎日魚を観察することの重要性を改めて感じました。
今回は早くに発見できたのかなぁと思う反面、治療が成功したわけではないので今は様子を見守る事しかできません。
良かった点は、薬が手元にあったのですぐに対応ができた事。備えあれば憂いなしと言いますが、アピストの失敗を踏まえてのことだったので最初から用意しておけばよかったという後悔は残っております。
そんなに高い商品ではないですし、安心を買うという意味でも買っておいて損はないと思います。
また薬だけでははなく、水温を一定にするための小型のサーモ、そしてエアレーションができる準備はしておいた方が良いと思います。
投資金額としては2,500円程でそこまで高くない!ただ、安心を買うのでメーカーはちゃんとしたもののの安い商品で十分と思います。
セットにして売ってくれても良いのではと思いますが、うーん。ちょっと難しいか。。。