世界水草レイアウトコンテスト2016
みなさんこんにちは。
先日、ADAのHPやAJ(アクアジャーナル)でも今年の世界水草レイアウトコンテスト2016のランキングが発表されましたが、作品そのものは見られず・・・
そんな中、先日開催されたネイチャー・アクアリウム・パーティーの様子がYouTubeライブ配信され、その後、同じくYouTubeで127位~1位までの作品が動画で公開されましたね!
今年は深田さんが2連覇を達成しており話題の多い大会でした。
作品群の動画を見て
もー、作品が気になって気になって・・・という状態でしたが、皆さんご覧になりましたでしょうか?
私はかじりついて見ましたが、やはり7位(BRONZE PRIZE)以上の作品となると、格が違うと言いますか、美術館で巨匠の絵画を前にしている様な気さえしてきます。
生前のADA創業者天野さんが撮影された写真の写真展に行った時にも同じ様な感覚で写真に見入ってしまった。
そんな事を思い出しました。
是非是非、まだご覧になっていない方は実際の作品をYouTubeで見て下さい。
お時間の無い方は、16:25~の4位のタナカカツキさんの作品からご覧いただいてもOKと思います。本当に素晴らしいです!
タナカカツキさんの作品「光陰」
今回、一番びっくりしたのがこの作品でした。
タナカカツキさんの作品は、毎年デザイン性が高く美しい作品を作られており、加えて毎年新しい事にチャレンジされている印象が強くあります(これは、毎年のブログにも記載されており、記事の更新を楽しみにしています)。
そんなタナカカツキさんの作品ですが、今年の作品も本当に美しい。神々しくてある意味別格です。
「光陰」というタイトルの通り、光と影、陽と陰のメリハリが素晴らしく、また、どうやって撮影したのか全く見当がつきませんが、前面から背景に伸びる光の筋、そしてその光が引き立てる影の部分のバランス、さらには上部の赤・緑の水草が良いスパイスとなって本当に見ていて飽きない作品でした。
すごいよ・・・
個人的な感想にはなりますが、間違いなく今年の一番好きな作品でした。
深田さんの作品「神窟」
これはもう・・・すごい・・・の一言。
昨年グランプリを取得された作品をある面「王道」とすれば、今回の作品は王道を崩した作品ではありますが、チャレンジするするところは存分にチャレンジされているが、その圧倒的な技術力と表現力を用いてまとめあげている、という印象が強かったです。
たまたまこの作品をYouTubeで見ていた時に、全然アクアリウムをやっていない方が
「これすごい!どこに行けば見られるの?」と、海外の風景と完全に勘違いされていたので、
「これ、水槽なんですよ。奥行は60cmしか無いんですよ!」と答えたところ、
うそーーーーー?と、非常にビックリされていました。
ですよね。。。。(笑)
こういった作品を見てしまいますと、我が家の水槽は・・・と思ってしまいますが、それは、もー、しゃーない。
素晴らしいモノは素晴らしい、良いものは良い。そして、ダメなものはダメ(笑)と思い、次回のレイアウト作成時にガッツリと参考にさせて頂こうと思いました。
しばらくはこの動画をリピート再生しながら色々な作業をしたいと思います。