これまでの水槽夏対策!
今年は90cm水槽を導入したので、夏対策はどうしようかと頭をみました。一般的な方法としては冷却ファンを設置するか、水槽用のクーラーを設置するかです。
結論を先に述べると、今回は部屋ごと冷やすことにしました!エアコンをリモートでON/OFFできる機能を実装して(笑)携帯でポチッと押せば、家でエアコンが起動します。すごく便利!
この仕組みについては後述しましが、その前にこれまでの夏対策を水槽サイズとともにご紹介したいと思います。
ちなみに以下、水槽設置してあった部屋の前提条件です。
水槽を設置している部屋の環境
1.日中は人がいない
2.日中はエアコンなし
3.部屋としての暑さ対策何もなし
4.日中の室温は30度越え必須
5.カーテンは締めっきり
以上、最悪の環境です(笑)
ADA:W36×D22×H26水槽
初めて購入した水槽です。基本的に夏対策は冷却ファンでの対応です。安いしコスパの面では最強ではないでしょうか?
このサイズはツイン冷却ファンで頑張りました。これをできるだけ水面ギリギリにあたるように設置します。
至って普通の対応策ですね。
当時の水槽では、グロッソスティグマ、ハイグロフィラピンナティフィダ、ナナプチなどを栽培してましたが、水草の調子は少し悪くなりました。ただし生体は落ちることが無かったので大丈夫です。
ちなみに、ファンを回す時には、必ず逆サーモを買って付けてくださいね。通常のヒーター用のサーモは、設定した温度以下になると作動しますが、これは冷却ファンでは全く使えません。設定した温度以上になると作動する逆サーモを使用しましょう。
普通のサーモに繋いでしまうと、永遠に作動せず、生体・水草ともにお陀仏です(←洒落にならん!)。
また、当時の水槽の写真を漁っていたら、1枚出てきました。
中央の黄色い子はアピストの♀ですね。背景がボケてますが、グロッソの調子が少し悪そうなので夏だと思います。
レッドファントムも一応ルブラなんですが色が飛んでますね。
ADA:W30×D30×H30水槽
そして、生き恥をさらすコーナーです。
こちら当時の30cm水槽の水草植栽直後です。
ああああああああああああああああ。くそレイアウトですみません。
注目していただきたいのは3つ。
外部フィルターを使っていますが、水流を抑えるために「リリィパイプスピン」を使っている事。
後景の水草に「クリナムアクアティカナローリーフ」を使っている事(後景のねじれてる奴。カッコいいけど高い。すぐに溶かしたw)。
Co2拡散器が割り箸(笑)これ、意外に使えるんですよ!
いやー、お恥ずかしい。これくらいで。。。
エーハイム:W30×D30×H40水槽
所謂、30cmキューブのH(ハイタイプ)です。30Hとも言いますね。このあたりからツインファンでは力不足になるので、一つランクを上げトリプルファンを使います。
単純にファンが多い方が効率よく冷却できると思いますが、正直記載の60Lまでいけるか微妙だと思います。だって、それって60cm水槽ですよね。止めといたほうが良い気がします。だって・・・
ADA:W45×D27×H30水槽
直前のだって・・・の続きですが、このころより冷却ファンをダブル設置にしていました。
先ほどのトリプルファンを2発使います。
流石に2つ付けると安心感がかなり違います。
ただ一方で、冷却ファンの構造が水が蒸発する際の気化熱により水槽を冷やす構造になりますので、毎日そこそこの量の水が蒸発します。よって、蒸発した分の水は毎日足し水してください。
そしてクーラーの導入へ
これまで紹介した冷却ファンで夏を乗り切ってきたのですが、夏になると水草の生育が鈍ることから、その後すこし奮発してペルチェ式のクールタワーを導入。
現行モデルより前のものですが、良かったです。
クーラーは冷やし方によって種類がありますが、ペルチェ式は外気温(この場合は室温)が高いとあまり効果が無いとも言われています。
ただ30cmH水槽と45cmでは大丈夫でしたが、60cm水槽に使うには少し出力不足と思います。
そしていよいよ今年の夏、90cm水槽はどうしよう・・・
そして今年。
本当にどうしようかと思いました。だって、そもそも今回外部フィルター使ってないし、夏だけ外付けのクーラー様にフィルタ回すのがかなり躊躇われたからです。
2021年01月追記
当時は書かなかったけど、実は大型クーラーも持ってました。いつか使うだろうと思って準備していた。
ただ、結局底面フィルターを採用し、このあと書いてありますが遠隔操作でエアコンをON/OFFすることにしたので、結局使わなくなって売ってしまいました。
対策案として最初に考えていた事
1.大型クーラーを設置
2.エアコン24時間ON
1は王道。ただ、少し音がうるさいのと、電気代をかなり食う。また、排熱で部屋も暑くなる・・・
エアコンを外から操作できれば良いじゃん!
それならいっそ、暑い時間に外からエアコンのON/OFFが出来ればいいじゃんと。
完全に運がよかったのですが、リビングのエアコンは、三菱電機の霧ヶ峰を使っており、そこにものすごく便利な機能があります。
上記、三菱電機のHPの概要図ですが、簡単に言えれば以下の通り
霧ヶ峰を外部操作する条件
1.家の中で無線LANでネットができる
2.対応のエアコン本体の霧ヶ峰を設置している
3.三菱 無線LANアダプター(MAC-884IF)を購入して霧ヶ峰に設置する
4.スマホで専用アプリをダウンロードする
以上です。これが満たせていれば外からエアコンが操作できるんです!!
ちなみに、3の無線LANアダプターはこれ↓です。
三菱 無線LANアダプター(スマートフォン用)MITSUBISHI MAC-884IF
一つご注意!
基本的に、無線LANアダプターを設置するのは、工事になります。
私はネットでアダプターのみ購入して自分で付けようかとも思いましたが、余りのめんどくささに断念。
持ち込みで工事をお願いした場合の見積もりを、ヤマダさんとビックカメラさんにお願いしましたが、ビックカメラさんが5,400円でやってくれるとのことでお願いしました。
ただ、5,400円で工事ができるかどうかは実際に現地で見てみないとわからないとのことで、一旦エアコンを外して設置という事になると、20,000円かかるとのことです。やはり無線化を視野に入れてる場合は、最初の設置時に合わせて工事をしていただくのがおススメですよ!
幸い我が家では、面倒なことにならず、5,400円で工事が完了し、アダプタと合わせて15,000円位で、エアコンの無線化が完了しました。感謝。。。
むちゃくちゃ便利なエアコンの外部操作!!
さっそく説明書通りにユーザー登録等を完了し、我が家のリビングのエアコンが外部から操作できるようになりました。
めちゃくちゃ便利ですよこれ!
設置してある部屋の室温等々が一覧で見れます!
そして、エアコンをONにしたい場合は、運転を「入」にして変更内容を送信すればOKです。
送ってから操作が繁栄され、エアコンがON/OFFされるのに数分の時間がかかりますが、そんな事は大した問題ではありません。
しかもあらかじめ設定した室温になった際に、メールが自動で送信されて来るんですよ!
なので、我が家では室温が30度を超えた際にメールが来るように設定しておきました。これで、この夏は乗り切れそうです。最近の家電は電気代も抑えられるし、まさに一石二鳥。
【まとめ】面倒だったら部屋ごと冷やせばいい
いかがでしたでしょうか。
個別の水槽に対策するのもOKですが、部屋ごと冷やせばよいじゃない?というのも選択肢として加わります。
意外に水槽の冷却系の機材はお値段が張る事もあり、加えてメンテも面倒。
よって、すでに対応機種のエアコンが設置してあれば、15,000円程度で外部操作が可能になるのはコスパの面でも良く、今後エアコンを買い替える際の検討材料としていただくのも良いと思います。
本日は以上です。
後日談⇒エアコン外部操作に関する詳しい集記事も書いてみました。よろしければご覧ください。