おーい、どこいったんですか~?
先日、プロレイザーの記事を書いていて、ふと「オトシン見ないなー」という事を書きました。
→【アクアリウム】やっぱりADAのプロレイザーイイよ&エンゼルフィッシュの奇行について
胸騒ぎ収まらず、その後緊急点呼へ。
はい、誰一人としていらっしゃいませんでした。
我が家のオトシン隊は、ノーマルオトシン2匹、オトシンネグロ3匹の5匹体制でしたが、これまで元気にその職務を全うしており、引っ越しで一時非常に劣悪な環境下での育成をせざるを得ない状況でしたが、これにも耐えた精鋭達でした。
ですので、古株の個体ですと2年を超えている事もあり、そのかなりぷっくらとしており非常にかわいらしかったのですが、平均寿命が約3年とも聞きますので寿命だったのかもしれません。
見落としの可能性も無くは無いですが、導入のタイミングがほぼ一緒だった事や、全ての個体が引っ越し経験者であった事などを考えても、同じようなタイミングで寿命を迎えたという事も考えられない事はありません(引っ越しはかなり負担だったのでしょう)。
また、水槽外への飛出しの件も考えましたが、子供(子供の証言が一番早い。飛出しがあると早々に報告をあげてくれる。ホウ・レン・ソウばっちり)に聞いても飛出しの事実は無く、水槽周りを見ても特に飛出しの形跡はありませんでした。
悲しいです。
お掃除部隊不足の水槽になってもうた
ちなみの我が家の水槽はエンゼルフィッシュがいるため、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビを入れる事が出来ず、オトシンクルスとサイアミーズ・フライングフォックスのみがお掃除部隊でした。
ちなみに、エンゼルとエビの混泳は一般的にNGとされていますが、エビを襲わないエンゼル(完全に個体差と聞きます。種類関係無し)もいると聞いたので、物は試しと混泳をしたことがあります。
結果は見事に数匹を残してすべて食べられてしまいました。
生餌となってしまい大変申し訳ない。
残った数匹は、当時の水槽内にあった流木とヤマザキカズラで構成されたウォールマリアの壁に守られた、限られた環境の中でひっそりと暮らし、エビとしての領土奪還・拡大を試みたりする事なく天寿を迎えました。
リアル進撃の巨人状態。
事情をお話しますと、他の水槽に移そうにも流木とヤマザキカズラの根が非常に込み入った場所にいるため、掬い上げる事が出来なかったんです。
少し話題が逸れてしまいました。お掃除部隊の話ですね。
そうそう、お掃除部隊としてはサイアミーズ・フライングフォックスさんについてお話があります。
見た目サンマな彼ですが、その名の通りかなりフライング(飛出し)&デスを繰り返してしまう困った子です。これまでかなりフライングしましたが、どうも同種同士での追いかけっこに起因するフライングが多いようで、その後、煮干しとなり発見される事が多かったです。
現在の水槽にも2匹、立ち上げの際にすごく小さいサイズの個体を導入し、その後すくすく・のびのび成長をしましたが、体長が5cm位を迎えたときに、1匹がフライング。残り1匹の状態で現在に至っております。
フライングフォックスを水槽に入れる目的として、正直な所、観賞用として入れている方は極々少数なのではないでしょうか?
そうですね。彼らを入れる一番の理由は、彼らが黒ひげゴケを食べてくれるからですね(大きい黒ひげは食べませんよ!)。そんな超優良な益虫ならぬ益魚な彼らですが、通説として若いうちしか黒ひげゴケを食べず、大きくなるにつれて食べなくなり、メインの魚にあげた餌を横取りするようになります。
ただ、うちのフォックスはアタリ個体だったようで、現在は体長約8~9cmにもなり結構存在感がありますが、毎日せっせとガラス面、コケ、水草をついばみ、黒ひげゴケの発生を予防してくれています。
彼の頑張り&底面濾過水槽のためだと思いますが、これまで黒ひげの発生は無しなので、引き続き頑張ってもらいたいものです!ただし、これ以上デカくなると困るなぁ。成長につれて性格も攻撃的になるって言うし。うちの水槽はエンゼルをヒエラルキーの頂点とした想定なのに・・・
・・・・・
何の話でしたっけ????
そうそう、お掃除部隊の話!
お掃除(=メンテナンス)を目的とした個体は、それぞれ個体別の得意分野があり、フライングフォックスは上記の通り黒ひげゴケの除去が得意分野ですね。
そして、今回の話題の中心のオトシン君はガラス面に付着した茶ゴケを食してくれます。茶ゴケが無い場合痩せてしまうのですが、うちの水槽にはコリドラスがいるためコリフードもあげておりエサ不足は無いと思っております。
やはり寿命だったのですかね。他の個体は落ちていないので・・・・ありがとうオトシン君。
最近の茶ゴケ発生の理由が判明?
「オトシン君達が実は居なくなっていた」という事実が判明すると、最近ガラス面の汚れが速い事が納得できました。
先日水草を3種類追加しましたが、その時に水草を植える場所に一応固形肥料のイニシャルスティック、通称イニ棒を打ち込んでおいたんです。ですので、水槽が富栄養に傾く事は予想できたのですが、換水を多めにする事に加えオトシンがいるから大丈夫かぁと思っていたのですが、オトシン君がいなくなっていたので、そりゃぁコケるスピードが速いわけです。
→【アクアリウム】90cm水槽のプチリメイク、新しい水草を追加
現在も換水頻度を週2回、1/3にて管理をしておりますが、早急にオトシン君を迎え入れる必要があると感じております。
文章ばかりの記事で恐縮です
お気づきでしょうか。ここまで写真一切なし、文章のみの記事という事を。
これまで、タンクメイトの紹介記事を何回か書かせていただきました。
その中で、今回おオトシン君は、単体での紹介無く、タンクメイト紹介その2でフライングフォックスと一緒に紹介した限りです。
これですね。
しかも、個別で紹介していない&写真も適当になってしまった・・・という事が申し訳なくて・・・
気持ちを切り替えて一言言うとすれば、ピンボケにはなってしまっておりますが、オトシンってかわいいですよね(本当はホホの部分がピンクになった写真を撮りたかった・・・後でいつでも撮れると思って後回しにしたツケです)。
最後に
今回、少し湿っぽい記事になってしまいました。
ただ上記にも書きましたが、オトシン不在の水槽も心もとないのでオトシン君を新規に導入したと思います。
ノーマルオトシン君にするか、ネグロにするか。。。コケ取り能力はオトシンネグロの方が高いとされておりますが、個人的にはそれほど差異を感じているとは言えないのと、正直、ノーマルオトシンが一番かわいいと思っています。
こればっかりは、ショップの入荷状況とお財布との相談、そして縁もありますので、出会いに期待ですね。
本日は以上でーす。
2021年01月追記
信じられないかもしれませんが、ここで言う居なくなったオトシン、2匹隠れてました。
んで、今も健在です!おじいちゃんか、おばあちゃんかわかりませんが、長生きして欲しいです!